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八朔とは旧暦8月朔日のことで、月遅れの9月1日を指します。美浜町新庄の日吉神社では、その9月1日に八朔(はっさく)祭が行われます。村を東と西に分け、午前は東で午後は西がそれぞれ行います。
 朱塗りの大角樽を棒に吊り下げ、担ぎながら神前に奉納するとき、オドケと呼ばれる仮装した青年も行列に参加し、天狗がその先頭をつとめます。「山神句」といわれる音頭に笛や太鼓で囃しながら行列を組んで村中を練り歩きます。「今年豊年穂に穂が咲いて、道の千草も米がなる」と八朔音頭を唄います。
天狗は大きな木製の男根を持ち、見物人の女性にその男根をつきつけます。それに触れると良い子どもがうまれると言われており、かつては八朔襦袢(はっさくじゅばん)といわれる軽装一枚で暴れまわり、樽にはドブロクを詰めて供えてみんなに振舞っていたので、「ドブロク祭」とも言われていました。
 この美浜町新庄の八朔祭は、福井県内では、"一番エッチな祭"だといわれています。
午前も午後も天狗が飛び出して暴れまわり、衣の間に木でこしられた長さ50cm、太さ8cmほどの「男のシンボル」をちらつかせながら、見物している女性や、子どもを追っかけまわす、 天狗が持つ男根で突いてもらうと 良い児が生まれて稲の花がつつがなく交配され、今年は豊年万作である」と昔の人たちは考えていたのだと思います。天狗がちらつかせながら女性たちをつつきまわる "男のシンボル"に、今年の豊作の願いをこめているのです。
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